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全国高校女子サッカー決勝戦感想 日ノ本学園が2連覇

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第23回全国高校女子サッカー(正式名称:全日本高校女子サッカー)決勝戦が行われ、日ノ本学園がPK戦を制し優勝。
昨年に続き2連覇を達成しました。

今回は決勝戦を観戦した感想を書いていきます。

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TV中継がないwww

第23回全日本高校女子サッカー決勝戦はTBS系列で地上波放送が予定されていました。
しかし、私の地元静岡のTV番組表を見ても載ってないwww
何故だ???

おそらく静岡県代表の藤枝順心が準決勝で負けてしまったので放送枠を他の番組とすり替えたんじゃないかと思いますが、男子の高校サッカーは静岡県代表の高校が負けても準決勝決勝と放送しているんだから、女子だって放送してほしかった。。。

ということで仕方がないので公式サイトのライブ中継で試合を観戦しました。

決勝戦はレベルの高い好ゲーム

決勝戦は兵庫県代表の日ノ本学園対宮城県代表の常盤木学園の試合です。
現在の高校女子サッカーをけん引するトップ2と言っていい高校同士の対決ということでどんな試合になるのか楽しみにしていましたが、結果は0-0のまま延長戦でも決着がつかずPK戦の末4-2で日ノ本学園が勝利をおさめ優勝しました。
日ノ本学園は昨年に続き2連覇
さらに言えば高校総体(インターハイ)とあわせて史上初の2年連続2冠達成です。

試合は前半早々にアクシデントが発生します。
前半9分に日ノ本学園のGK木付優衣が接触プレーで負傷。
しばらく起き上がれず、出血もしていたようでかなり長い時間(約10分)試合が中断します。

GKのリザーブ選手が準備を始めたのでさすがに交代かなと思っていたんですが、簡単な治療を終えて木村が戻りました。
鼻のあたりには痛々しいガーゼや絆創膏を貼った状態でプレーを続けます。

映像で観ていた感じでは相当ひどいケガのように見えたんですが、女子とはいえ木村優衣の根性には感心しました。
そして最後のPK戦でも1本止めてしまうんですからすごいです。

試合は現在の高校女子サッカーのトップレベルにふさわしい好ゲームでした。
個々人のボールキープ力、パスの展開力、球際(たまぎわ)の激しいぶつかり合い、運動量など、どれをとっても「すごいな」と思うものばかりでした。

どちらも素晴らしい攻撃を繰り広げましたが、ボールポゼッションというか試合のペースは常盤木学園の方が押していたように感じました。
しかし両チームともに最後の決定的なプレーはさせないあたりはさすがという印象でした。

試合自体は前後半、延長戦と両チーム合わせても1点も得点シーンがなかったのでつまらなかったと感じる人もいるかもしれませんが、個人的には見ごたえのある試合でした。
もちろん得点シーンがあればもっと良かったですが、両チームの攻撃と守備が素晴らしかったので本当に「両者譲らず」という感じでしたね。
惜しいチャンスは常盤木学園のほうにありましたけど、ポストにはじかれてしまいました。

PK戦で優勝を決めるというのはちょっとかわいそうでしたね。
決勝戦くらいは延長戦で決着がつかなかったら両校優勝でもいいんじゃないかなって思うんですけどね。

今日は常盤木学園が優位に試合を進めていただけに、PK負けは悔しかったと思います。
藤枝順心にはPKで勝っても、決勝ではPKで負けてしまう。
そのくらいPK戦というのはどちらに転ぶかわからない不安定なものなんですね。


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今日の試合で注目した選手

今日の試合はどの選手も好プレーが随所に見られましたが、個人的に注目したのは両チームの10番、八坂芽依白木星(しらきあかり)です。

個人技もありますが、エースナンバーをつけるだけあってゲームメイクも上手い。
ドリブルで行くときはドリブル、スペースがあるときはパスを散らす。
本当に両チームの組み立ての起点になっているのがよくわかりました。

白木星はPK戦の際、一人目で登場して外してしまいましたがこういうこともあります。
卒業後はなでしこリーグの浦和入りするそうなので、U-18日本代表からなでしこA代表を目指してさらに成長してほしいと思います。

八坂芽依も卒業後はアルビレックス新潟レディースに内定しているそうですので、同じくなでしこA代表入りを目指してほしいですね。

なでしこジャパンにも期待感

今回全国高校女子サッカーを観戦して、将来のなでしこジャパンにも期待感を持てるようになりました。

澤穂希(さわほまれ)や宮間あやなどが抜けた後のなでしこジャパンについてレベル低下の心配をしていたんですが、若手にも光る才能を持った選手が何人かいたからです。
もちろん世界のレベルも高いですが、日本の女子サッカーも裾野(すその)が広くなりつつあるのかな?レベルの底上げができているのかな?と少し安心しました。

今大会で活躍した選手たちが数年後のなでしこジャパンの中心選手になってくれたら頼もしいですね。
勿論藤枝順心の杉田妃和(すぎたひな)もその一人ですよ。

今年は今までで一番試合を多く観戦しましたけど楽しめました。
来年は藤枝順心の主力が抜けて戦力が落ちるかもしれませんが、再び全国優勝を狙ってほしいです。

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