年末になると楽しみな番組の一つが「ビートたけしの超常現象(秘)Xファイル」です。
いわゆる「オカルト系」の番組なんですけどね。
個人的には好きなので毎回観ています。
今回は「ビートたけしの超常現象(秘)Xファイル」を見た感想を書いていきます。
「ビートたけしの超常現象(秘)Xファイル」とは?
「ビートたけしの超常現象(秘)Xファイル」はいわゆるオカルト系をテーマにした番組です。
UFOとか心霊現象とかUMA(未確認生物)とか、存在するのかどうかわからないものについて、撮影動画などを紹介しながら出演者であれやこれや言い合ってます。
今回はUFOに焦点を当て、UMAとか心霊現象はおまけ程度でした。
「UFO召喚プロジェクト」と題して、武良信行、久間章正、坂本廣志、以上3名の「UFOコンタクティー」が東京に集まり、番組収録中にUFOを地球(東京上空)に呼ぶことができるかという企画がメイン。
この企画は屋外で行われるため、並行してスタジオではビデオ映像を見ながらUFOや心霊現象、UMAについても議論を行うという形で進みました。
(最後にUFOらしき赤く光る物体が確認されました。)
スレンダーマンとかUFOとか存在するの?
番組の中で放送された映像のいくつかは過去にも見たことのあるものが含まれていましたが、今回気になったのは「スレンダーマン」ですかね?
背が2メートル以上と高くて手足が長く、顔はのっぺらぼうのようにのっぺりで黒いスーツを着ているんだとか。
まるでコンパスのような体型のUMAです。
スレンダーマンは瞬間移動して子供に近づき、このスレンダーマンに標的にされると鼻血が止まらなくなったり、妄想癖を持ったり記憶障害になってしまうそうなんです。
さらに最悪の場合には死に至ることもあるそうです。
アメリカで中学生2人がクラスメイトを殺そうとしたという事件が発生したのですが、この事件はスレンダーマンに取り憑かれたのが原因だったそうなんです。
NBCニュースで取り上げられるくらいなので極めて真面目な話です。
スレンダーマンは都市伝説上の魔物とされているUMAのようですが、スレンダーマンを撮影したとされるビデオ映像も流されました。
この映像を見ただけでは「どうかなあ?」という感じでしたが、オカルト研究家の山口敏太郎氏は「スレンダーマンは実在する」と断言してました。
ただ彼の説では「スレンダーマンは心の闇が生みだした、妖怪でも幽霊でもUMAでも宇宙人でもない怪人」だということのようですが。
また、UFOについてもかなりの数の撮影映像が放送されました。
あまりに遠くて「光の点」にしか見えないものから、形がはっきりとわかるすぐ目の前に現れたUFOの映像まで。
中にはビーチ沿いのお店で一人の男性が宇宙人と話している?映像までありましたね。
そしてその後宇宙人は消えていなくなり、話していた人間は光とともにUFOに吸い上げられていったという映像でした。
でも、さすがにここまでの映像になると「ちょっとやりすぎだし、これはないでしょ」って言いたくなっちゃいますね。
現代科学ではCG技術でかなり精巧な映像が作れるようですので、その類(たぐい)じゃないのかなあと感じてしまうんですよね。
たま出版社長韮澤潤一郎が胡散臭すぎる
「ビートたけしの超常現象(秘)Xファイル」は面白おかしくオカルトについて語る番組なので、最終的に「この映像は偽物だ」とかそういう検証までは行わないんですね。
UFOや宇宙人が存在するという仮説に対して肯定派と否定派に分かれてそれぞれの言い分を主張するんです。
で否定派の代表が大槻教授で肯定派の代表がたま出版社長の韮澤潤一郎氏なんです。
この対決が番組の見どころだったりするのですが、大槻教授は科学的な根拠を元に主張するんですけど、韮澤社長の主張は何ともアバウトというか説得力に欠けるものばかり。。。
韮澤社長のこういうキャラがまた面白いんですが、説得力がなさ過ぎるので視聴者は否定派支持のほうが多いのかなあと思います。
番組を観た感想
私自身はUFOも宇宙人も、さらに言えば心霊現象も実際に存在すると思っているのですが、自身はどれも一度も体験したことがないんです。
別に経験したいわけでもないんですが、自身の経験がないだけに判断材料は人の話とか映像だけになってしまうため、半信半疑になる部分もあるんですよね。
それにビデオ映像もCGなどで捏造する輩がいるのも事実なので、すべての映像を信じることはできないんです。
「ビートたけしの超常現象(秘)Xファイル」はこの曖昧さがいいという面もあるのですが、ある程度の検証(これはCGだけどこれはCGじゃない等)もしてくれたらもっと楽しめるかなあと感じました。
検証は別の番組でもいいんですけどね。
もう少し真面目にUFO検証をやってくれる番組があったら見たいですねえ。
ジャンプルームで火星まで15分?
それから別の話ですが、アメリカはすでに火星への移住を始めているという話もありましたね。
火星に17年派遣されていたというアメリカ人「キャプテン・ケイ」ことランディ・クレイマー大尉がインタビューに答えてました。
話によればジャンプルームと呼ばれる部屋(あるいは装置?)を使うと火星まで15分から20分程度でテレポーテーションできるらしいです。
アメリカは火星の資源を独占しようと企てていたために今まで秘密にしてきたが、それが実現できる段階まで来たために情報を出し始めたのでは?と言ってましたね。
これもあり得ないことではないでしょうけど、「火星まで15分」ってのは全くイメージできませんね。
大槻教授も「絶対無理」って言ってたくらいですので。
これも宇宙人の先進技術があれば可能なのかもしれませんから、もしアメリカがすでに宇宙人と仲良くなっているとしたら、技術提供とかで実現できることなのかもしれませんがね。
ということで「ビートたけしの超常現象(秘)Xファイル」は面白いんですけど、いつみても結論が出ないのがもどかしいんですよね。
結局スレンダーマンやUFO、宇宙人は存在するの???
でも観ちゃうんですけど。。。
(トップ画像:はがないジェネレーターで作成)