元日本代表FWの柳沢敦が現役引退を表明しました。
このニュース記事を見つけてネットで関連情報を探していると、「QBK」というキーワードがたびたび出てくるんですよね。
何かの略語だとは思うのですが、さっぱり見当がつかない。
QBKって何?どんな意味?と疑問に思ったので調べてみました。
QBKとは?その意味は?
調べて分かったことですが、QBKとは、「急にボールが来たので」の頭文字をとってつけられた略語のようです。
本来であれば「急に」はKですが音の響きからQが採用されているようです。
FIFAワールドカップドイツ大会(2006)の日本対クロアチア戦の後半6分、決定的チャンスを外した柳沢敦選手が「急にボールが来たので」とコメント。
このコメントを皮肉ったネットスラングのようです。
そういえばシュートがゴール枠を大きく外れた場合に「宇宙開発」と呼ぶことがありますが、似たようなものかな?
QBKの使い方
そもそも柳沢敦のコメントから生まれた言葉なのですが、その後は同様にゴール前での決定的なチャンスをミスした選手に対してQBKという言葉が使われるようになりました。
ネットで検索してみるとわかりますが、
・カジェホンのQBKが柳沢を超えたと話題に!!
・宇宙開発QBK(サッカー日本代表ガッカリプレー集)
・そろそろ「QBK48」でも作ってみようか
などの記事や動画を見つけることができます。
また2010年のFIFAワールドカップで急にボールが来たけど決めた本田圭佑選手のゴールは「QBKK」と呼ばれることがあるそうです。
なんか無理やりつけてる感じもしますが。。。
選手にとっては不名誉な言葉
いずれにしてもQBKと呼ばれるのは選手にとって不名誉な言葉ですよね。
勿論、絶好のチャンスを外せば応援しているファンからすれば
「なぜそれを外す?」
「どうやれば外せるんだ?」
という気持ちになるのも分かりますけどね。
しかし選手だって一生懸命プレーしているわけだし、外したくて外しているわけではないです。
観ている方には簡単なボールに見えても、実際グラウンドにいる選手からすれば簡単なボールではなかった、ということもあるでしょう。
全部が全部とは言いませんが。。。
コメントがまずかった
柳沢敦選手がああいうコメントをしたのがまずかったですね。
「急にボールが来たから」と言われちゃうと、
「グラウンドで何してたの?」
「ボールを待ってたんでしょ?」
「それなのに・・・」
と突っ込みたくなる気持ちも分からなくはないです。
もう少し別の言い方をしていれば、QBKなんていう言葉は生まれなかったかもしれませんね。
柳沢敦の引退についての想い
先日引退を表明した中田浩二とともに柳沢敦は全盛期の鹿島アントラーズを支えた選手の一人でした。
私は彼の得点感覚には非凡なものを感じていました。
FWは得点するのが仕事ですが、いくらゴールを量産している選手でも個人的にセンスを感じない選手というのは結構います。
そんな中で彼のシュートセンスは光るものがあったと思っています。
個人的にはQBKと揶揄されてしまうのがかわいそうな気もします。
それ以外の部分では好プレーも数多く見せてくれましたからね。
中田浩二や柳沢敦の引退で、またサッカーの一時代が終わりを迎えました。
時代は常に移り行くものですが、感慨深いものがありますね。
柳沢敦の今後は?
柳沢敦の引退後について記事を探してみましたが、見つけられませんでした。
可能性としては、指導者への道、解説者としての道が予想されますけどどの道へ進むのでしょうかね?
柳沢はイケメンなのでモデルとか芸能界の道ってのもあるのかな?
ともあれ、現役生活引退お疲れ様でした。
新たな道での成功をお祈りいたします。