今日のボクシング中継は豪華カードでしたね。
村田諒太、八重樫東、ホルヘリナレス、井上尚弥の4試合が生中継で放送されました。
ボクシング中継といえば俳優の香川照之の名解説(迷解説?)が最近は話題ですが、今日も絶好調(舌好調)でしたね。
今回はそんなボクシング中継の感想を書きたいと思います。
村田諒太は完勝
村田諒太は今日は6戦目。
まだノンタイトル戦でしたが、「Beast」の異名を持つアメリカのジェシー・ニックロウと対戦。
ニックロウは現チャンピオンと対戦したことがあり、判定負けながら好勝負を繰り広げたということで、村田諒太にとってはベルト挑戦に向けて力を計るいい機会の試合でした。
パンチのあるいいボクサーだったと思いますが終始村田がペースを握り、3-0判定勝ち。
KOこそなかったものの完勝といっていい内容でした。
八重樫東は復帰戦を飾れず
前回タイトルを奪われた八重樫東は階級を下げて復帰戦に挑みました。
復帰戦がいきなり「WBC世界ライトフライ級王座決定戦」。
勝てば再びチャンピオンになれたのですが、残念ながら試合途中であばら骨もしくは腕、拳のどこかを痛めた様で顔をしかめながら崩れ落ちました。
ホルヘ・リナレスが3階級制覇
「WBC世界ライト級王座決定戦」でホルヘ・リナレスがメキシコのハビエル・プリエトにKO勝ち。
3階級制覇を達成しました。
井上尚弥が世界を驚かせた
そしてメインカードWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ、日本ボクシング界期待の星、井上尚弥の登場です。
井上は階級を2階級上げてレジェンドともいわれる王者オマール・ナルバエス(アルゼンチン)に挑戦です。
このナルバエスですが、戦績が46戦43勝(23KO)1敗2分と圧倒的な強さを誇るチャンピオンです。
これまでダウンは一度もしたことがないそうです。
一方の井上尚弥は7戦7勝(6KO)。
最短で世界チャンピオンになったばかりでまだキャリアは始まったばかり。
新時代の幕開けか、それともレジェンドがチャンピオンを守るのか?
試合は長丁場になると思ってトイレに行きました。
そしたらなんと1ラウンドでいきなり井上尚弥が2度もダウンを奪ってるwww
慌ててTVにかじりついたのですが、2ラウンドでも井上がダウンを2度奪い、そのままノックアウト勝ちしちゃいました。
もっともつれる試合になると思ってただけに、この試合結果は全く予想できませんでしたね。
それだけ井上尚弥が強かったということでしょうけど、世界のボクシングファンもこの結果には驚いたでしょうね。
香川照之は今日も絶好調(舌好調)
試合結果はこの辺にして、今日も私の関心を惹いたのは香川照之。
本来は俳優のはずなんですがボクシングに造詣が深いということで最近ボクシング中継で解説席に姿を見せていますね。
この香川照之ですが、普段の俳優のイメージからは想像できないくらいによくしゃべります。
今までも観てて感じたのは、他の解説者(元世界チャンピオンとか)を差し置いて、それ以上にしゃべってることが多いんです。
今日はステップがどうの、体の切れがどうの、肩の力がどうの・・・・てな具合に。。。
「あんたがいうことじゃないだろ」
なんて個人的には思ったりもしますが、これだけよくしゃべると怒りを通しこして笑っちゃいますね。
で、今日は村田諒太の試合と井上尚弥の試合で解説してたと思いますが、どっちもよくしゃべってましたね。
特に今日は2試合ともに日本の選手が勝ったものだから、舌の動きがさらに軽い軽い。。。
まさに絶好調(舌好調)!!
あまりに絶好調なので、リングサイドリポーターが解説席に情報を伝えようとしてもタイミングがつかめず黙ってしまうくらいでした。
井上尚弥がKO勝ちした時は、「私は35年ほどボクシングを観てきましたが、今日の試合は歴史に残る名勝負の一つです。」
(※正確には覚えてないのでニュアンスです。)
みたいなことを次から次へとしゃべってました。
同席しているボクシング界の方々(今日は川島郭志【元WBC世界スーパーフライ級王者】、西岡利晃【WBC名誉王者】)はやり辛いでしょうね。
個人的には香川照之と浜田剛史(元WBC世界スーパー ライト級王者)が一緒だったらどうなるか興味ありますけどね。
二人ともよくしゃべるからwww
そんな感じでボクシング中継は、ボクシングもさることながら香川照之が出演する際にはもう一つの楽しみがあります。
今度香川照之が出演するときには、是非ボクシング中継を観ていただきたいと思います。
(トップ画像:はがないジェネレーターで作成)